赤ちゃんが生まれたら、自分のおっぱいで育てたい!
でもどうしたら良いのだろう・・・?
と不安になっているプレママさんのために、母乳育児を始めるための準備について私が知っていることをお教えします。
でも、まずこのブログを訪れてくれて今読みすすめてくださろうとしているプレママさん。
いろいろな情報が飛び交う世の中ですが、こんなこともあるんだな〜と流せるような心で妊娠生活をおくってくださいね。
私の経験上、妊娠中は身体も心もそれまでに経験したことのないような変化がたくさんあります。
そして、自分の体のことお腹の中にいる赤ちゃんのこと。二人分の責任を一挙に背負います。
とても楽しみな半面、不安もたくさん。あれもやったほうがいいかな、これもやったほうがいいのかな、などとお腹の赤ちゃんのためにそれまで知らなかった知識をたくさんつめこみたくなり。
でも、それが自分を追い詰めてしまうことも。
「〇〇したほうがいいかな。」が「〇〇しなくちゃ。」と義務感に変わっていったり。
私もそういう考えに陥ってしまった経験者の一人です。
赤ちゃんのため自分のために情報を探り知識として身につけることはとても素晴らしいことだと私も思っています。
ここを訪れたプレママさんには、情報をうまく取り入れて、ゆったりと妊娠生活をおくり出産とその後の育児への準備を整えていってほしいと思っています。
母乳育児をはじめるために出産前(妊娠期間中)からできることは・・・ご参考までに(≧∇≦)
詳しく紹介していきます!
赤ちゃんとの快適な母乳育児ライフ
おっぱいの力を最大限に活かすために
プレママのみなさん、おっぱいの力ってすごいんですよ!
言われなくてもご存知ですよね(^^ゞ
母乳と言われるおっぱい。でも勝手に出てくるわけじゃないんです。
お母さんの心と身体の準備と赤ちゃんの力が合体してこそ、この母乳と言われるおっぱいが出てくるようになるのだそうです。
赤ちゃんにとって良いことがたくさん詰まったおっぱい。
お母さんにとっても良いことがたくさんある母乳育児。
このおっぱいの力を最大限に生かして母乳育児をすすめるために、プレママさんが出産前からできることあるんですよ。
快適な母乳育児のための準備
母乳育児に積極的な産院をみつけましょう
プレママさんにとって産院選びってとても重要ですよね。
私は里帰り出産をしたのですが、産院を選ぶのってとっても迷いました。
私の地元には数えるほどしか産院はなかったのですが、それでもどっちが良いかな・・・と悩みました。悩みまくりました。
どっちの病院もごはんも美味しそうだし、病室もきれいだし個室もあるし・・・
決め手だったのは、
- 出産後母子ともに健康で異常がなければ早期母子接触をさせてくれること。
- 母子同室で入院生活をおくれること。
どちらも、母乳育児のことを考えてのことでした。
■早期母子接触
この早期母子接触は、赤ちゃんを産んですぐに分娩台に乗ったまま、わが子を胸の間で抱きます。
赤ちゃんとお母さんの肌と肌をピッタリくっつけるんです。
この肌と肌をくっつけることが母性を目覚めさせ、母乳の分泌をよくするのだそうです。この早期母子接触には母子の絆を深めたり、赤ちゃんの呼吸や体温などを安定させたり、赤ちゃんの感染予防などさまざまな効果があるそうです。
その中でも私がいちばん期待していたことが母乳の分泌に関してのことでした。
私とわが子はありがたいことに異常がなく元気マンマンだったので、この早期母子接触をすることができました。約2時間とても幸せな時間でした。
その間に、抱っこをはじめてすぐくらいに看護師さんからおっぱいを吸わせてみましょうと促されました。
看護師さんがわが子の口を私の乳首の近くまで寄せてくれました。その瞬間わが子は迷うことなく、私のおっぱいにパクっと吸い付いてくれたのです。
(赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいるときから、口をパクパク動かしておっぱいを吸う練習をしているらしいです。)
感動でした。本当に心がほっこりしました。
良い経験をさせてもらえたなーと。これが私の本格的な母乳育児のスタートでした。
母乳育児を目指しているプレママさんに早期母子接触、私はおすすめします。
ただ、母子ともに健康で異常がないことが前提なので、希望通りにならないこともあるので気をつけてくださいね。
担当医や助産師さん看護師さんに確認をしてください。おそらくバースデープランを考えるときにどうするか確認されると思います。私が選んだ産院ではそうでした。
何よりも大事なのは母子の安全です。
■母子同室
出産後も母子同室で、24時間赤ちゃんがおっぱいを欲しがったときにすぐに与えられるか・・・。
この母子同室で入院生活をおくることが出来るかも、私には重要なことでした。
その理由として、母乳はいきなりたくさん出始めるのではなく、赤ちゃんに何回も何回も吸ってもらいながら母乳の量が増えていくのだそうです。
赤ちゃんがほしいときに、ほしいだけ吸わせてあげたい!!!と思っていたんです。
完全母乳育児を目指していた私にとって、それが本当に希望通りでした。
母乳育児のことを考えると、早期母子接触と母子同室は産院を選ぶ基準に私はなりました。
母乳育児を目指しているプレママさん、ぜひ参考にしてください。
体を冷やさない工夫をし、血のめぐりを良くしましょう
お母さんのおっぱいって何からできていると思いますか?
実はあの真っ白なおっぱいは・・・お母さんの血液からできているんです。
えっ!!!
おっぱいはお母さんの血液からできてるの!?
私も妊娠して母乳育児のことを考えるまでは全く知りませんでした!
それを知ったときは本当におどろきでした。意外と知らないことが盛りだくさん。
妊娠中はさまざまな体調の変化がありますね。ホルモンバランスの変化などが原因で体温調節がうまくできなくなったり。お腹が大きくなることで姿勢が変化して血行が悪くなったり。
妊娠する前は冷え性なんて無縁だったプレママさんも、妊娠をしてからなんとなく手足が冷たく感じる・・・なんて方もいらっしゃるのでは。
母乳育児をスムーズにすすめられるように、妊娠中から血のめぐりを良くしておくことを私はおすすめします。
私は8月出産予定でした。冬の寒さから真夏の暑さの中での妊娠生活でしたが、真夏でも冷えないようにいろいろと気をつけていましたね。
■食べ物で体を温める
体の内側から出来ること。
基本飲み物は温かいものを。食べるものも体を温めるものを。(私は臨月まで、どちらかというとつわりがひどかったので、口にできるものは決まっていましたが・・・)
毎日の食事に体を温める食材を取り入れ、水分をしっかりととりましょう。
体を温める食材の代表的なものが生姜ですよね。
この生姜にはジンゲロールとショウガオールという辛み成分が入っています。
この辛み成分が体を温めてくれるそうです。
料理に使うのはもちろん、生姜をはちみつに漬けたり、生姜湯にしてのんだり。
私もこの生姜には大変お世話になりました。
ごぼうやさつまいもなどの根菜類も体を温めてくれる食材です。
生野菜は体を冷やしてしまう可能性があるのでなるべく避けたほうが良ですね。できるだけ温野菜にして取り入れましょう。
うまく食材を組み合わせて体質を改善できると良いですね。
■身につけるものを工夫する
体の外側からできること。
冷え対策のアイテムや妊婦用の衣服を上手に取り入れていきましょう。
妊娠5ヶ月頃になると妊婦帯(腹帯)をプレママのみなさんもすると思います。
私もこの妊婦帯(腹帯)をしていたのでぽかぽかでした。
妊婦帯(腹帯)の役割は・・・
- お腹が冷えるのを防ぐ
- 大きくなるお腹を支える
ブラジャーも、ワイヤー入りだとかなり締め付け感があり妊娠中はとても苦しくなりますよね。
私は妊娠初期から、何となくあのワイヤー入りブラジャーの締めつけ感が苦手になり授乳用のブラジャーにかえていました。
しかも、アンダーがホックではなくゴムのブラジャーに変えていました。
このブラジャーも締め付け感が強いと血のめぐりが悪くなるようです。
妊娠中期頃になるとおっぱいが張ってきて痛みを感じるプレママさんもいらっしゃると思います。
これは赤ちゃんを産んだあとの授乳のために、お母さんの体が準備を始めた証拠です。
乳腺や乳管の組織が発達し始めるんですね。
締めつけ感がないブラジャーや授乳用のブラジャーを取り入れて、血のめぐりをよくし胸のハリの痛みも軽減出来ると良いですね。
■湯船に浸かる
お腹が大きくなるにつれて、入浴をするのもめんどくさいなと思うこともあると思います。
シャワーだけでいいかなと思う気持ちよくわかります。
体調が良い日はぬるめの湯船に浸かって半身浴なども楽しみましょう。
体調があまり良くない日は足湯などをして、リラックスしてみましょう。
入浴で体の芯から温めて、冷えを改善できると良いですね。
■ストレッチングなどの軽い運動、マッサージを行う
妊婦健診で何か異常を指摘されていないときは、散歩をしてみたり入浴後にストレッチングをしてみましょう。
朝起きたら新鮮な空気を吸いながら外を散歩することは、気分転換になります。
ゆっくりゆっくり歩いて外の景色を楽しみましょう。
ストレッチングも首を回してみたり、腕を大きく回したりという簡単なものでも構いません。
マタニティーヨガなども良いかもしれません。
自分に合ったものを取り入れてみましょう。
お腹が張ったりする場合は無理せず休んでくださいね。
おっぱいのために運動をすることは、
きっとお腹の赤ちゃんのためにもなりますよね。
体重増加も防げますね。
乳首のメンテナンスをしましょう
妊娠中の乳頭・乳輪のケア
乳頭・乳輪のケアは妊娠経過が順調で妊婦健診で問題がない場合妊娠6ヶ月を過ぎてから始めていきます。しかし、乳頭を刺激することでお腹が張ったりすることがあるので、担当医や助産師さん看護師さんに確認をしてからケアを始めてくださいね。
母乳育児で、赤ちゃんのためにお母さんにしかできない準備がこの乳頭・乳輪のケアなのだそうです。赤ちゃんが吸いつきやすいように乳頭・乳輪を柔らかくしておくと、実際に母乳育児が始まってからの乳頭のトラブルが起きにくくなったり軽症ですんだりするそうです。
乳頭を清潔に保ち、オイルパックをしその後直接乳頭をつまんだりしながら、柔らかく伸びの良い乳頭になるように準備をしていきます。
頻回授乳を繰り返していると乳頭が切れやすくなったりします。私も実際妊娠中から乳頭のケアをしていましたが、それでもわが子の吸う力に負けてしまいました。
わが子の場合、おっぱいを吸い始めるときに乳頭を歯茎で小刻みに噛んでから吸い始めるという癖がありました。そのせいか、浅く切れてヒリヒリと痛い思いをしました。でも、妊娠中からのケアのお陰か軽症ですみました。
乳頭の形にも個人差があり、それぞれの人に合った乳頭・乳輪のケア方法がありますので、ぜひ担当医や助産師さん看護師さんにアドバイスをもらいながらケアをしていくことをおすすめします。
まとめ
出産前に母乳育児のために準備するとよいことを紹介してきました。
母乳育児を目指しているプレママさんの中には、つわりがひどく思い描いたうように妊娠生活をおくることができずにいらっしゃる方も多いと思います。
その日その日の体調と相談しながら、身体を冷やさない工夫をうまく取り入れて少しずつ 少しずつ準備していってください。
気分が優れないときは、足湯をするだけでも気分がスッキリしたり、少し外に出て散歩をしてみるだけでもリラックスできます。
もう、そんなことすらできない!という方はひたすら横になり休んでくださいね。
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